今日は語呂合わせで 「いいよ」の日だそうです。 よく「 ほめて伸ばす」とか「叱らない子育て」等とも言われていますが、ほめるにも叱るにもコツがあります。 今日は 「いいよ」の日なので、ほめるということについて、書きたいと思います。
- 「 褒める」と「誉める」の違い
- 良くない褒め方 心にもないのに褒める
- 外見だけを褒めるのは❌
- 褒め殺しは相手を困らせる
- 上から褒める
- クセが強い褒め方
- 本当は自分の方がスゴい?
- 何かと比べて褒めるのも❌
- 結果だけを褒める
- 物やお金で褒めることはしない
- まとめ
「 褒める」と「誉める」の違い
ほめるにも種類がありますね。
良いと思う行動に関してほめるときは「褒める」を使います。
栄誉や勝利などの輝かしい実績をほめるときは「誉める」を使います。
一般的には上の「褒める」を使うことの方が多いかと思います。
良くない褒め方 心にもないのに褒める
相手から気に入られたいがために、うわべだけのお世辞を使ってしまうことはありませんか? 本心は、思っている以上に見抜かれやすいものです。 誉め上手になるには、相手の良いところを見つけるスキルが必要になりそうです
外見だけを褒めるのは❌
初対面では、「その洋服可愛いね」 「髪型素敵ですね。」等と 褒めるのは、コミュニケーションの糸口にもなりますし、自然なことかと思いますが、いつも相手の身に付けているものや容姿など、外見ばかりを褒めていると、空々しい感じがしますよね。
人は褒められたとき、自分の本質に近い方が、心を動かされます。
外見や環境<行動<能力<価値観<存在
という順番でしょうか…
上っ面ばかりを褒めるのではなく内面をしっかり見極めて褒める。やはり 相手の長所を見つけるスキル磨きが必要なようですね。
褒め殺しは相手を困らせる
褒めることは、いいことなのですが、相手のペースを考えずに褒め続けると、かえって相手から敬遠されてしまうかも…
特に自分を卑下しやすい日本人、褒められるのはうれしい反面、どうリアクションすればいいのかわからない、という人も少なくありません。
よく相手の表情や仕草から、褒められてどう感じているのか、読み取りましょう
上から褒める
知らず知らずのうちに、してしまっていることが多いかと思います。
たとえば、仕事ぶりに対する 『よくできましたね』 『いいと思います』
言い方によっては、"評価してあげてる" と 上から目線に捉えられてしまうかも
褒めるということは、相手を評価することではなく、自分の尊敬・感動を伝えるということが基本です。
クセが強い褒め方
褒めたいエネルギーが強すぎて、言葉選びを間違えないように気を付けましょう
自分の言葉が相手にどう聞こえるか配慮するという事を忘れずに!
本当は自分の方がスゴい?
前述のしたように、褒めることの真意は、相手に対してのリスペクトを伝えるということです。 ところが、マウンティング癖のある人の場合、「私だって このくらい出来るわ」 という 思いが漏れがちです。
くれぐれも気を付けましょう。
何かと比べて褒めるのも❌
「うちの子に比べて、○○ちゃんは勉強ができて(運動ができて)スゴい!」 等、他の人や、物事と比べて褒めるのも相手を困らせてしまう、よくない褒め方です。
もし、相手が 「そんなことないですよ、お宅のお嬢さんだって スゴいじゃないですか」 等の返答を期待するなら、前述した 自分も褒められたいのと同じです。
人を褒める時には、何かと比べずに、シンプルに、その人への 尊敬の思いを伝えるのがベストです。
結果だけを褒める
結果が全ての評価はとっても厳しいです。何でも1番じゃないと褒められない
上のように、良くない褒め方もありますが、結果を残すために、目標を達成するために してきたプロセスは素直に受けとめて、褒めてあげることは必要かなと思います。
回りと比べるのではなく、その人 その子自身が、成長したところは 褒めてあげてよいと思います。
物やお金で褒めることはしない
よく やってしまいがちですが、
テストで100点取れたら、何かプレゼントをあげるとか、何か良いことをしたらお小遣いをあげるとか
褒める=物やお金を貰う になってしまうと、成長したとき 「世の中 お金が全て」という 思考回路になりがちです。
確かにお金は大事ですが、褒めるときには 今一度、お金に対する価値観を見直したいところですね。
まとめ
以上 褒めるのはとてもよいことだけれど、褒め方によっては 相手を困らせてしまったり、不快な思いをさせてしまうということをお伝えしてみました。
今日は ちょっぴり相手の良いところ探しをしてみませんか?
もしかして、ちょっと苦手なあの人も 良いところがあるかもしれませんよ😊